1998/06/27/(土)
成人向き指定映画
アメリカでは「性風俗」が亂れているという先入観(期待感?)を持っていたが、意外とそうでもないようだ。テレビなんかを見ていても寧ろ日本の方が「過激」である。普通見ているチャンネルではおっぱいですらモザイクを入れているではないか。その手のものは多分有料でこの家ではそれを入れてないのだとは思うが、街を歩いていても全くそういう廣告とか看板を見ないのだ。Newtonを探したような「執念」で探せば必ず見つかるのだろうが、どうせ「そういう場所」は少し「恐い」所に決まっているから、「君子危うきに近寄らず」だ。まとまな本屋にはポルノ雜誌も皆無である。映画館も同じである。こちらの映画館ではタイトルの後に「G」とか「PG」「PG-13」とか入っている。たとえば、「タイタニック」は「PG-13」指定である。これは「子供には不向きな場面があるので、親の強い指導が必要。特に13歳以下の子供には不適當」という意味。實は私はこの映画をまだ見てないが、そんなに「良からぬ」場面があるのだろうか?「R」になったら「17歳以下は親の同伴が必要」になる。更に「X」になると、いわゆる「成人向け」だ。でも、幾つかの映画館を「観察」しているが、まだこの「X」の表示にはお目にかかったことがないから不思議だ。タバコや酒の自販機がないことといい、この邊りは「きっちり」した國だと感心している。
ところで今頃日本では「中國語検定試驗」をやっているだろう。今年はこちらに來ているので「お役御免」。大阪會場は毎年2000人を超すから大變だ。秋もあるし、春もある。日下先生はじめ先生方、院生、學生の皆さんご苦勞様です。來年も引き續きその態勢でやって頂くと更に有り難いですね・・。
【午前】
午前中サッカーを見ようと思ってたのだが、實は昨日だったとか。しかも、また「負け」。だからカズを入れておけば良かったのだ。彼がいても結果は同じだったろうが、それでも幾何かの期待はあったはずだ。大體、點が入らないのだから、負けるに決まっている。と言うことで、いつものように大學へ。Yenchingに行く前に銀行に寄って現金を引き出す。ところが、ここで「我的天阿!」。何と、現金だけ取って、カードを抜くのを忘れてしまった。銀行内で氣が付いて、すぐに機械の前に引き返したのだが、すでに次の客が使用中で、私のカードは見當たらない。持って行かれたか、或いは機械が自動的に吸い込んだかだ。銀行の係りに言うと、「今日は土曜でもう閉まるから、月曜の3時以降にもう一度來なさい」とのこと。機械の鍵を開ける人が居ないよう。一應、その後住友のセンターに電話してカードの使用を停止する手続きを取る(私が引き出した後には使われていないことは確認)。月曜に見つかればいい(その可能性は薄いだろう)が、見つからなければ再發行だ。來月家族が來る時に持ってきてもらわねば、生活できない。いやあ、參ったな。憂鬱な氣分で、蘆華で晝食。
【午後】
晝食後、Yenchingへ。昨日の續きで、マイクロを見る。ただし、氣分がすぐれないので今日は早めに切り上げて歸宅。なお、昨日の「華英言語撮要訓蒙日課」は朝トイレの中で解決。トイレでWylieの「Memorials」を讀んでいたら、「訓蒙日課」が出てきた。William Youngだ。從って、やはり1840-1850邊りのものだ。歸ると、新しい學生さんがいる。臺灣からの留學生とのこと。今日からここでホームステイ。英語を勉強に來たらしいが、中國語で話せるのは便利。
【夜】
メールチェック。
ホームページの更新、その他
【今日の食事】
朝食:トースト、ジュース、コーヒ
晝食:蘆華定食(照り燒き、ほか)
夕食:サンドイッチ(ハム、野菜、チーズほか)、コーヒ
3/28-5/31にしたこと
- 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題)初稿(約32,000字)
今日コピー(全巻)したもの
- なし
パソコン關係
- PB2400の不具合はロジックボードの可能性有り(Pascalの安藤さん)。そのうちサポートセンターで見てもらおう。
- Newtonだが、日本語、中國語環境はフリーウェアでほとんどいけるようだ。中國語はBig5のIMやFont等が用意されているが、臺灣のサイトになかなかつながらないので困っている。日本語關係はほぼ揃えた。後は本體の到着を待つばかり。
【アメリカでの連絡先】
Keiichi Uhcida
C/O Mrs.Barbara
27Daniels St,Arlington,MA 02174,USA
or
Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA