1998/06/28/(日)
スポーツ
アメリカ人の娯樂というのは何だろう。日本だと最近の若者は「競馬」なんかに夢中のようだ。電車の中などでも手には赤ペンを持って「競馬新聞」を開けているのをよく見かける。私なんかの世代では「競馬」とか「競輪」「競艇」なんかをするのは、どこか罪悪感が伴うのだが、今は一種のファッションみたいだ。デートも競馬場でという感覺だろう。あと、パチンコとか麻雀か。ただ麻雀は、今の學生は余りやらないようだ。私の學生時代はよく徹マンをしたものだ。パチンコも最近はどうやら下火。いずれにしてもギャンブル性を帶びたものだが、アメリカ人はどうも違う。もっと「健全」な餘暇の過ごし方をしているような氣がする。こちらでよく見るのはローラスケートと自転車、それにジョギングだ。年齢には關係なく、皆「スポーツウオークマン」を手に颯爽と走っている。他にバスケットやテニス。スケボーなんかも時々見かけるが、こちらは高校生に多いようだ。今日みたいな爽やかな日は、チャールズ河の邊りはそんな人達でいっぱいだ。私もつい誘われて１時間ほど散歩をした。ただ行き先が「暗い」。マイクロセンターというパソコンショップだから。（「他に行く所はないの？」と言う聲があちこちから聞こえてきそう）
【午前】
今日は爽やかな１日。午前中は上にも書いたように、散歩で少し汗を流す。氣分は爽快だ。晝食は燕京レストランで「飲茶」。日曜は「飲茶」をやっているようだ。ここの老板は非常に愛想がよい。ウェイトレスもよく教育されている。私に對應してくれたウェイトレスは上海から來たとのこと。思わず話がはずむ。これからお晝食べたいものがあれば老板に言えばいいとのこと。値段も手頃だし、味もまあまあ。蘆華よりもいいかも。
【午後】
午後は久しぶりにWidener Libへ。SummersのPrefaceに出てくる本を探す。1800年代の初めのものが多いのだが、結構ここにある。ただ、ほんとどがHoughton所藏の貴重書だ。またマイクロを頼まないといけない。４時頃歸宅。ほどなく、臺灣の學生も歸宅。彼女の英語は私よりもダメみたいで、ついつい中國語で話してしまう。これでは彼女のためにはならないから、今後は出來るだけ英語でやるつもり。
【夜】
メールチェック。
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【今日の食事】
朝食：トースト、ジュース、コーヒ
晝食：飲茶（小籠包、油條、豆沙包、豆乳）
夕食：燒飯、スペアリブ、エビ、コーヒ
今日は２囘とも中華だった。
3/28-5/31にしたこと
- 「イソップ中國語飜譯小史」（仮題）初稿(約32,000字)
今日コピー(全巻)したもの
- なし
パソコン關係
- 「Pen Computer」という雜誌の「Why did Apple kill Newton」という特集記事は面白かった。Steve Jobsは「パソコンにキーボードがないのはおかしい」という持論の持ち主とのこと。それと、JobsはNewtonを世に出したJohn Sculleyが嫌い。なるほど、そんなんでNewtonは消されてしまったとは、「世も末」である。
【アメリカでの連絡先】
Keiichi Uhcida
C/O Mrs.Barbara
27Daniels St,Arlington,MA 02174,USA
or
Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA