1998/07/08/(月)
何故「両手」を解放しないのか
これもよくわからないことの一つだ。こちらの人は片手に何かを持っている場合が多い。とりわけ、コーヒーなどが入った紙コップやプラスチック製のカップ、ミネラルウオーターのボトル、それにウオークマンだ。バスの中や歩きながら飲み食いをするのが「ごく普通」だからだろうが、ウオークマンはよくわからない。バックの中に入れておけばいいのにと思うのだが、ほとんどそうはしない。両手は出来るだけ解放させておいた方が何かと便利だと思うのだが・・。だから、バスに乗るときなど、定期やお金を入れるのに時間がかかるのだ。合理的な思考をする(と言われる)アメリカ人にしては、些か非合理的なように感じてしまう。大体、熱いコーヒーを、しかもコップに「するする一杯」(福井ではこう言う)入っているのに、こぼしたらどうするの?
ところで、「するする一杯」のコーヒーだが、スモールコーヒーでも、日本の倍はある。いつも全部はとても飲めない量だ。これが、ミディアムやラージになったら、「コーヒー腹」になってしまう。大阪に来て驚いたことの一つに、コーヒーの量がある。喫茶店でコーヒーを注文すると、福井の1.5倍はあるのだ。コーヒーは、カップに7分ぐらいで上品に飲みたいところだが、浪速の商人は違うなと感じた。しかし、アメリカのはそれ以上だ。何でも「大きければいい」というものではないのだが。
【午前】
今日はNewtonのメモリが届くはずなので午前中家で待っていたが、結局午前中は来ず。仕方なく、昼食を食べに燕京レストランまで。今日は「排骨湯麺」を食べてみた。上海風の「排骨湯麺」を期待していたのだが、唐揚げの排骨だった。味は中国の感じが出ているのだが、麺は全くダメ。麺を食べるのなら、「炒麺」ぐらいが無難なところか。でも、接客態度は本当にいい。老板も「今日は遅かったね。どうしたの」と挨拶をしてくれるし、ウェイトレスは「先生、慢慢吃」などと言ってくれる。
【午後】
食事後、久しぶりにCoopを見て歩き、早めに帰宅。帰宅後、まもなく宅配便でメモリ到着。早速、CLKとJLKのインストール。中国語は問題なし。日本語も入力が若干不便だがまあまあ。今日はお勉強の話は「なし」でした。
【夜】
メールチェック。
ホームページの更新、その他
【今日の食事】
朝食:トースト、ジュース、コーヒ
晝食:排骨湯麺
夕食:スペアリブ、バターライス、サラダ、コーヒ
今夜のスペアリブは大きかった。味も抜群。「脂身は食べるないで、美味しいところだけ食べなさい」と言われて助かった。本当は脂身の部分も美味しいのだろうが、どうも苦手だから。
3/28-5/31にしたこと
- 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題)初稿(約32,000字)
今日コピー(全巻)したもの
- なし
パソコン關係
- 上にも書いたが、Newtonのメモリ(12MB)がようやく到着。LilyLanguageKitとE漢字をインストール。中国語は十分使える。斎藤さんの情報のお陰。全部、フリーウエアでいけるのが素晴らしい。斎藤さんの説明で1つだけ分からないのが、「日本語Encording」ファイルのこと。これは、一体どれを入れたらいいのだろうか?あとは、沈さんに頼んである「i-mail」だ。それまでは、Newton付属のメーラーを使ってみようと思っている。それにしても、PalmIIIとNewtonの2つの中国語環境が実現してしまった。台湾、香港パワーおそるべし。
【アメリカでの連絡先】
Keiichi Uhcida
C/O Mrs.Barbara
27Daniels St,Arlington,MA 02174,USA
or
Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA