1998/10/17(土)
車内コール
アメリカのバスは日本みたいに「次はどこどこです」というアナウンスは全くない。従って、降りる場所がわかってないと降りられない。最初は、何か目印になる大きな建物を覚えておいて、そこから何番目のバス停とかいうように神経を使っていたが、最近はようやく慣れてきた。また、バスはちゃんとバス停の所定の場所に止まるとは限らない。道路の真ん中でも平気で止める。これも道が広いからだろう。
ヨーロッパの列車にも驚いた。イタリアなんかでは、アメリカのバスと同じく全然アナウンスがないのである。本当にここで降りていいのか心配になる。それに、改札口とかがないのだ。切符を見せたり、渡したりする所がない。無賃乗車も可能である。実際、スペインでエスコリアル修道院に行った時、帰りに切符を買う時間がなくて、そのまま飛び乗ったのだが、結局、検札もなく、そのまま無賃乗車となった。喜んでいたら、イギリスで買ったばかりの帽子を置き忘れてしまったが・・。ただし、ユーロスターなどは別でちゃんと「次はどこです」という放送がある。
今日はどうでもいい話になった。たまにはいいだろう。
【午前】【午後】
今朝はバーバラさんが旅行のために3時に起きたもので、私も目が覚めてしまった。出かけた後にまた眠ったら、10時。すぐに朝食を食べて、大学へ。Taylorについて調べるために、Andover Libへ。「Hudson Taylor in early years」(1912)を見る。1854-1855年辺りを重点的に読むが、王韜の名は出てこない。この本の主旨がそういう所にないためであろう。
お昼は久しぶりに蘆華へ。ここの日本食も「まんねり」でそろそろ飽きてきた。食後、MacOS8.5が出ているかも知れないと、マイクロセンターへ。チャールスリバーでは「レガッタ」をやっており、堰堤には大勢がつめかけている。それを横目に見ながらマイクロセンターへ。すでにOS8.5は店頭に並んでいた。$89.99也。重い本の入ったバックを背負って、ハーバードに戻る。少々疲れる。今日はコーヒを飲んでそのまま帰宅。
帰ってメールを開けると、初めての人からホームページを見られたという嬉しいメール。中国史をやっておられる方で、現在フランスで在外研究中とか。宣教師の書簡類を見ておられるようで、一昨日からの王韜と「戴君」とのことについて有り難い示唆を頂く。感謝。
【夜】
メールチェック。他。
【今日の食事】
朝食:コーンフレーク、トースト、コーヒ
晝食:蘆華定食
夕食:ホットドック、ポテトサラダ、コーヒ
3/28-5/31にしたこと
- 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題)初稿(約32,000字)
6/1-7/10
- 「イソップ中国語訳の系譜」(約40,000字)
今日コピーしたもの(マイクロを含む)
- 特になし
パソコン關係
- OS8.5(US)を早速インストールしてみた。デフォルトの色がいい。また、齋籐さんが書かれているように、確かにフォントとIMがあれば全ての(?)言語が使えるみたい。英語版でも、メニューバーもちゃんと日本語で表示されるし、キーボードも日本語スクリプトにすれば、日本語キーボードに対応してくれる。ファインダーでのフォントもアピアランスで日本語フォントにしておけば問題なし。これだったら、無理にプライマリスクリプトを変更することもないように思う。なお、WWWブラウザーは「Internet Explorer 4.01」がデフォルトになった。当然、メーラーもMSのOutlookである。今回の8.5は世界同時だというが、日本語版もすでに店頭に並んでいるのであろうか?
- EudoraPro3.12Jだけれども、どうもUSシステムだとメニューバーとかフォントが化ける。何故だろう?仕方なく今日はOutlook Expressを使った。でも、これも使い込めばいいかも。なお、WWWも8.5では速くなった感じがする。なお、OS8.5ではPPPコントロールパネルがないようだ。これは、Remote Accessでやるみたい。
【アメリカでの連絡先】
Keiichi Uhcida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27Daniels St,Arlington,MA 02174,USA
or
Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA