1998/10/25(日)
街角ライブ
今日は幾つもライブコンサートを聴いてしまった。と言っても、例の「街角のミュージーシャン」のそれである。
それほど広くないハーバードスクエアーに、5,6m間隔で今日は何人も出ていた。陽気のせいもあるのだろう。最初に耳に入ってきたのが、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」。思わず、足を止めて聴き惚れてしまった。久しぶりにいい歌を聴いた。次の場所では、レイチャールズをやっていた。これもなかなか「しぶい」。もう本人に成りきっている。その次が、ラテン音楽。これは思わず身体が動いてくる。実際多くの人が曲に合わせて踊っている。さらに、「洋琴」の調べ。洋琴は中国のものだと思っていたが、よくここでは見かける。こんな感じで「ライブのはしご」をやった次第。この前は日本人もやっていた。女性だったが「風に吹かれて」とか「I shall be released」「白い冬」などを歌っていたが、まあまあだった。でも、こんな風にいい音楽がただで(本当はチップを払わないといけないのだが)聴けるのは幸せだ。
以前は私もよくライブコンサートに行ったものだ。拓郎の「朝までコンサート」なんて実によかった。そう言えば、拓郎が12月あたりにライブをやるとか。見に行けないのが残念至極。
アメリカ人の嫌な点(追加)
- 椅子やテーブルの上にやたらと足を投げ出す。・・「お行儀」が悪い
【午前】【午後】
朝起きてコンピュータを立ち上げたら、時刻がおかしい。1時間遅れているのだ。変だなとよく考えたら、「Daylight Saving」が昨日で終わったらしい。いわゆるサマータイムだが、これでいよいよ冬に向かうのだ。
バーバラさんは飛行機の都合で昨晩の予定が今日の朝に帰宅。これで「普通の暮らし」に戻ったわけだ。
上でも書いたように、午前中はライブコンサートのはしご。ついでに、PPMとかボブ・ディランとか、ジョン・バエズのテープを買った。本当はCDがいいのだが、今回はパソコン用CDしか持ってきてないため。(私のはSONYのDiskmanだから両方使えるのだが、イアホンを持ってきてない)昼食は「大昇楼」で「排骨麺」。
午後は、Widener Libに行き、エセックス研究所の中国関係書目録を見る。
【夜】
メールチェック。他
【今日の食事】
朝食:コーンフレーク、トースト、コーヒ
晝食:排骨麺、豆沙包
夕食:チキン、ジャガイモと人参の煮物、ほうれん草、サラダ、コーヒ
久しぶりのバーバラさんの食事。こうでなくてはいけない。
3/28-5/31にしたこと
- 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題)初稿(約32,000字)
6/1-7/10
- 「イソップ中国語訳の系譜」(約40,000字)
今日コピーしたもの(マイクロを含む)
- 「Catalog of the books on China in Essex Institute」(1885,1926)・・昨日、卓南生の本で「香港船頭貨價紙」がエセックス研究所にあるということを知ったが、そこの目録。よく読むと、ここには面白いものが沢山ある。ここに租界時代の上海の地図があることは前から知っていたが、19cの各種新聞雑誌類もあるし、いわゆる欧文資料が多い。何故、このSalemという町にこんなに中国関係の本があるのかを、その本の序文で述べている。なんでも、1785年にこのSalemから廣東に向けて初めての船が出たらしい。それ以来、中国とは深い関係にあるとのこと。また、「Thomas Hunt」もここの出身。例の「Hunt’s merchant’ Magazine」の「Hunt」である。やはり、ここへは一度行ってこなければいけなくなった。
パソコン關係
【アメリカでの連絡先】
Keiichi Uchida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27Daniels St,Arlington,MA 02174,USA
or
Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA