1998/11/02(月)
政治と教育
いや別に難しい話を書くつもりはない。
明日は、アメリカの州選挙だが、毎日テレビでは民主と共和のそれぞれの候補のコマーシャルを放映している。まあ、それはいいのだが、英語の授業の時も、「今週の主な出来事」として、「グレン(だったかな?)飛行士が77歳で再びスペースシャトルに」というニュースのほかに、「火曜日は選挙があります」という話になった。で、聞いていると、「今回の選挙では、誰々候補が多分当選するでしょう」「私は民主党ですが、今回は共和党が勝つでしょう」・・というように、日本ではまず考えられないことをはっきり言うのである。日本では、こういう話を教室でやったら、大問題である。いかにも、アメリカである。現象だけでは何も言えないし、どちらがいいか悪いかの問題でもないが、これは実は大きな違いであると感じている。
【午前】【午後】
午前中は英語のお勉強。最近は予習も滞りがち。でも何とかついてはいけてる。今日のトピックはAIDS。奥様方の中にはお医者さんもおられるようで、なかなか詳しい。
メモリアルホールで昼食後、燕京図書館へ。昨日見た「茶葉全書」の原本がないかコンピュータで検索。燕京にはないが、近くのBotany Libraryにあることがわかる。早速そこに行くが、どうやらここの本は借り出しが出来ない模樣。Houghton Libのような貴重書ばかりではないのだが、ここは少し特殊な図書館のようだ。閲覧室で、その本(「All about Tea」William H.UKers 1935)を読んでいく。中国語の訳本ではわからなかった部分が見えてくる。同時に、訳本の限界を痛感する。以前に書いた「黒茶から紅茶」で利用した「中国名茶志」の引用は当てにならないことがよくわかった。ここは書き直す必要が出てきた。3時半に人と待ち合わせていたために、今日は途中まで。
燕京に約束の時間に行くと、今日はアポイントをとってあったPaul A.Cohen氏は都合が悪いらしく、来週の金曜に変更。まあ、ここを離れるまでに会えればいい。
林則徐の「四州志」が見たくなり探すが、どうもそれが入っている「小方壺齋與地叢鈔」が借り出されているよう。これもまあ急がない。4時半頃帰宅。
【夜】
メールチェック。他
【今日の食事】
朝食:コーンフレーク、トースト、コーヒ
晝食:ピザ、レモネード
夕食:ビーフの煮込み、ジャガイモ・人参・玉葱の煮込み、豆、サラダ、コーヒ
今日の夕食は久しぶりに豪華版。バーバラさん曰く「今日は作りすぎたから、明日もこの残りだ」。結構。今日の献立ならば文句はない。
3/28-5/31にしたこと
- 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題)初稿(約32,000字)
6/1-7/10
- 「イソップ中国語訳の系譜」(約40,000字)
今日コピーしたもの(マイクロを含む)
- 特になし
パソコン關係
- 特になし
【アメリカでの連絡先】
Keiichi Uchida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27Daniels St,Arlington,MA 02174,USA
or
Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA