1998/11/04(水)

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きのう/きょう/あした


人固有一死

「人固有一死」とは、有名な司馬遷の文句(確か「任安に報ずるの書」の一節)であり、毛沢東もかの「老三篇」の一つである「為人民服務」の中でこれを引用した。英語で言えば「Man is mortal」(かな?)
ただ、司馬遷の文は、この後ろに「或重於泰山、或輕於鴻毛」と続くし、毛沢東も「為人民利益而死、就比泰山還重、替法西斯賣力、替剥削人民和壓迫人民的去死、就比鴻毛還輕・・」となる。
ここで司馬遷や毛沢東に異議を唱えるつもりはないが、人の「死」には「軽いも重いも」ないのであって、どんな人の死でも、本来その「重さ」には変わりはないものではないだろうか。死の前では老いも若きも、男も女も、善人も悪人もないものだと思う。まさに「善人なほもて往生す、況や悪人をや」である。
ただ、「早すぎる死」は、本人はもとより、その家族、周囲の人にとっては、やはり「無念」さが残るものである。私の母もそうだったし、自ら逝った畏友宮下真二の場合もそうである。いずれも、あたら四十半ばの「早すぎる死」であった。一昨日の大学からのメールで、これまた私と幾つも変わらない同僚の訃報に接し、こんなことを思った。心からご冥福をお祈りしたい。

【午前】【午後】

午前中は英語、今日から毎回2人づつプレゼンテーション。私は16日にあたっている。持ち時間は一人5分間。さて、一体何について話そうか。日英語の違いについてでもしゃべってみる予定。
午後は燕京で、術語集関係の資料を見て歩く。狭い書棚と書棚の間を、腰をかがめて一つ一つ見ていくのだが、これは結構骨が折れる。一種の肉体労働に近い。3時間もやっていると、目は痛くなるし、腰も痛い。それに、身体が痒くなる。今日は、そのほかに「栗本鋤雲」について調べていた。4時過ぎ、図書館を出て、Au bon painでパイとカプチーノを飲んで帰宅。
夕食の時に、バーバラさんは必ず赤ワインを飲むが、今日は少しなめてみた。結構おいしい。それに度数が強くない。これなら私にも飲めるかも。ちなみに、カルフォルニア産のワインである。

【夜】

メールチェック。他

【今日の食事】

朝食:トースト、コーヒ
晝食:チキンバーガー、パン、ポテト、コーヒ
夕食:ボークかつ、バターライス、グリーンピース、サラダ、コーヒ


3/28-5/31にしたこと

  • 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題)初稿(約32,000字)

6/1-7/10

  • 「イソップ中国語訳の系譜」(約40,000字)

今日コピーしたもの(マイクロを含む)

  • 特になし

パソコン關係

  • 特になし

【アメリカでの連絡先】

Keiichi Uchida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27Daniels St,Arlington,MA 02174,USA

or

Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA


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