1998/12/04(金)
バーバラさんはイタリア系
先日、冗談で「バーバラさんはイタリア料理が得意ですね。きっとイタリア系でしょう?」と言ったら、「そうだよ。Marcheseというのはそうなんだ」とのこと。道理でイタリア料理が多いと思った。スパゲッティ、ラザニア、ラビオリ・・。いずれもトマト味だが非常においしい。
ところで、名前からその人の原籍がわかるということだが、わたしにはどうもわからない。「~スキー」とか「~ノフ」とかだったらロシア系とわかるが、他のは全く知らない。勉強不足と言われればそれまでだが、きっと何か解説書があるんでしょうね?
【午前】【午後】
午前中、武漢大学から燕京に来ている訪問学者と歓談。法律学者であるが、中国語における「法律用語」の「演変」について関心があるとのこと。確かにこれも面白いテーマだと思う。基本的な参考文献を紹介しておいた。地理学用語や科学、化学用語等については、これまでかなり研究が進んでいるが、「法律用語」については、まだ余りないかも知れない。
お昼は、友人と「Cafe Sushi」へ。燕京の係りの人が「あそこの寿司や刺身はおいしい」ということだったので初めて行ってみた。うん、確かにこれまでのどの日本食の店よりもおいしい。味噌汁も本格的。また行こう。
午後は燕京へ。久しぶりに「貴重書」室へ。今日見たのは以下のもの。
・・欧文タイトルは「The Chinese Illustrated News」
「中國聖教會月報」には「漫画」(六コマ)がある。このような形式の漫画が中国で現れるのはいつ頃だろうか?
ところで、1922年のものが「貴重書」室に入るのはどう考えてもおかしい。貴重書室に入ってしまうとコピーは無理だし、閲覧室もないから非常に不便。何とかならないものかと思う。それに、カードやコンピュータでは一般書になっているのに、現物はすでに貴重書になっていたりする。困ったものだ。
夕方6時過ぎ帰宅。今夜はえらく渋滞だった。
【夜】
メールチェック。他
【今日の食事】
朝食:トースト、コーヒ
晝食:寿司各種
夕食:スパゲッティ(クラムベース)、サラダ、コーヒ
3/28-5/31にしたこと
- 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題)初稿(約32,000字)
6/1-7/10
- 「イソップ中国語訳の系譜」(約40,000字)
今日コピーしたもの(マイクロを含む)
- なし
パソコン關係
- PalmIII用の中国語環境ソフト「EVStar」を入れてみた。これまでは、別のChinese OS(Big5)を使っていたが、「EVStar」は簡体字と繁体字が両方表示可能である(繁体字のコードはGB)。便利であるが、ただ、漢字の間隔が空きすぎるのが少し気になる。
【アメリカでの連絡先】
Keiichi Uchida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27Daniels St,Arlington,MA 02476,USA
or
Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA