1999/01/09(土)
わけもなくニューヨーク
昨夜は相部屋の友人の「鼾」でほとんど眠れず。何故か私の相部屋になる人は「鼾」の人が多いようである。共通しているのは、「鼾」をかく人は寝付きがいいことだ。私はこういう時、ずばっと「お陰で昨日は眠れなかった」と言うのだが、まあ言っても仕様がない。これも私の日頃の行いのせいと割り切っている。
で、朝方うつらうつらとしていて、起きたのは9時過ぎ。人からヒルトンの39Fで朝食が食べれると聞いていたので、上に上がってみる。今回の予約では朝食別なのだが、行ってみると「ノーチャージ。部屋番号だけ記入して」と言われる。よくわからないが、コンチネンタル・ブレックファーストをたらふく食べる。
その後、先ず、ヒルトンの隣にある「近代美術館(MoMA=Museum of Modern Art)」へ。現代アーティストだけかと思っていたが、モネやピカソ、マティス、ゴッホなど盛りだくさん。実は私は古典的なものよりも、ピカソやダリ、ミロとかいったのが好きなのだ。何故か気持ちがすかっとする。ピカソはスペインでも随分見てきたが、何度見ても飽かない。デザインのコーナーにはマックの「SE」とIBMのThinkPad「バタフライ」も展示されていた。面白い組み合わせだ。
次に、「メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)」へ。近代美術館からセントラルパークを通って歩いていったが結構遠かった。世界三大美術館の一つというが、大英やルーブルと比べると随分見劣りがする感じもする。ドガやレンブラント、ゴッホなど見るべきものも多いが、ボストン美術館ぐらいな印象である。ヨーロッパでもう見飽きるほど多くの美術館を見てきたせいかも知れない。
それにしても美術館巡りは疲れるものだ。昼飯抜きで4時頃まで歩き回った。昼食兼夕食を「地球の歩き方」にある「立ち食いそば」で。7番街にあるが、ここのうどんやそば、おでん、おにぎり等はなかなかいける。ボストンにはこういう安くて美味しい店にはお目にかかったことがない。お薦めである。バスターミナルまで7番街を歩いたが、5番街の高級ブティック街よりも非常に活気のある通りである。途中、多くの劇場もある。お目当てのミュージカルは今回は取りやめ。次回の楽しみに残しておいた。
5時半のバスでボストンへの帰途につく。9時半ボストン着。2日間の慌ただしいニューヨークだったが、何か引きつけられる魅力的な町である。でもボストンの方が私には似合っているようだ。どことなく「ほっと」した気分になるから。
【今日の食事】
朝食:コンチネンタル・ブレックファースト
晝食:
夕食:きつねそば、おでん、おにぎり、他
これまでにしたこと
- 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題・・未完)
- 「中国語教育の歴史と現状」(「関西大学一般教育センター紀要」掲載予定)
- 「海外からメールを送りたいーアメリカ編」(「しにか」別冊「コンピュータと中国語」掲載予定)
今日コピーしたもの(マイクロを含む)
- なし。
パソコン關係
- なし。
【アメリカでの連絡先】
Keiichi Uchida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27 Daniels St,Arlington,MA 02476,USA
or
Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA