1999/01/22(金)
渋滞
今日も帰りのバスはすごい渋滞。ハーバードから普通は5分ぐらいの区間が、４０分ほどかかるのだ。どうしてかと思ったら、その区間で工事中。でも、こういう場合、交通整理が全くないのだ。従って、車が横からどんどん割り込んだりするわけだ。でも、バスに乗っている人も「じっと」待っているだけ。忍耐強いというか、何といくか。アメリカ人は気が短い人が多いように思うのだが、こういう時はそうではないのだ。こういう所も、中国人と似ている。
【今日の一日】
午前中、韓国人の友人に連れられて、ソウルー北京のチケットを取りに行く。Melroseという町にあるのだが、初めて行く町。高速に乗って約40分ぐらい。$221.00だが、元々安いのでそれ以上のディスカウントは出来ないとか。まあ、いいか。
昼食はその友人と燕京レストランで。彼の專門は陽明学だが、日本漢学に興味をもっている様子。陶先生の名前もご存知だった。現在、中江藤樹についての本を書いているとか。この人とも、これから長い付き合いになりそうだ。
午後、Houghtonにマイクロの代金を支払った後、Widener Libへ。「花圖新報」をコピー。なお、China ReviewやChina Recorderはじっくり読むと面白い雜誌だ。Widenerには創刊から全部揃っているが、日本でもこれは簡単に見れるものだろうか？その後、燕京で少し調べものをして帰宅。
帰ると燕京図書館から電話とか。昨日探していた本が見つかったとの連絡。こういうふうに、きっちりと連絡してくれるのは助かる。
下の子達は、夕食を外で食べるとか言ってたので、バーバラさんは私の分しか用意していない。ところが、彼女達が帰ってきたから大変。こういう場合、日本人だったら、「何か作るから」と言うところだが、ここではそうはいかない。彼女達は「外で食べます」と出かけていったが、私はどうもすっきりしない。ホットドックでもいいから作ってやったらどうかと思うのだが・・。最近、不満がたまっている。
【今日の食事】
朝食：シリアル、トースト、コーヒ
晝食：燕京定食
夕食：ポーク、じゃがいもと人参の煮込み、サラダ、コーヒ
夕食は昨日の残り。
これまでにしたこと
- 「イソップ中國語飜譯小史」（仮題・・未完）
- 「中国語教育の歴史と現状」（「関西大学一般教育センター紀要」掲載予定）
- 「海外からメールを送りたいーアメリカ編」（「しにか」別冊「コンピュータと中国語」掲載予定）
- 「王韜日記に見れる『化學』と『戴君』についてのノート」
今日コピーしたもの（マイクロを含む）
- Stanley Lane-poole「The life of Sir Harry Pakes」(1894)・・昨日、触れた本だが、その中の1842年辺りの部分をコピー。Thom,Robertの南京条約調印での役割を知りたくて。
- 「花圖新報」(1880)・・１冊しかないのだが、非常に貴重な資料。これについては、近々纏める予定。
パソコン關係
- 特になし。
【アメリカでの連絡先】
Keiichi Uchida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27 Daniels St,Arlington,MA 02476,USA
or
Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA