1999/01/26(火)

中断前の日記(7月最終分)へ


きのう/きょう/あした


おなら

臭い話で恐縮だが、以前いつも一緒に居た中国人の友人が「うちのホストマザーはよく大きなおならをする」とぼやいていた。そういえば、この家でも状況はよく似ている。「出物腫れ物所嫌わず」とは言うが、本屋さんとか、スーパーとかでも、時々大きな音にびっくりすることがある。「おおらか」と言ったらいいのか、「無礼」と言ったらいいのか。この家には今、娘さんのラブラドールが来ているが(娘さんがバカンスのため)、この犬も時々やったりする。この前、バーバラさんが、顔をゆがめて「smell!」「Oh!,my God!」と言うので何かと思ったら、その犬がやったよう。思わず笑ってしまったが、犬も人間もこればかりは仕様がないのだろう。

【今日の一日】

午前中、ビザ申請用の写真を取りに行く。出来上がったのを見てびっくり。普通の写真のサイズである。「パスポート用と言ったんですが」と言うのと、「そういうのはない。自分でカットしろ」とのこと。いやはや参った。
臺灣のビザは出来ているはずなので、台北経済文化辧事室へ。今回も親切な対応。パスポートを受け取り、チャイナタウンの中国関係の旅行社へ。「代辧査証」という看板のある所に入ってみると、何とそこは「貸しビデオ」屋さん。間違えたかなとそこを出ようとすると、「ビザか何かですか」と聞く。「ええ、お願いできますか?」と言えば、「了解」。申請書類に記入。「目的は学術交流で、中国科學院の招待です」と言うと、「それはやめて。観光にして下さい。他の目的だと色々面倒なんです」。こんなんで大丈夫かなと思うが、まあ、そういうこと。いやはや参った。
午後は燕京へ。今日も『意拾喩言』等の原文入力。結構疲れる作業。途中、係りの人が「ちょっと」と呼びに来る。「インターライブラリーローン」で申し込んでおいた「中西通書」の件。思った通り「貸し出し出来ない」ということ。紙の状態がよくないので、コピーは不可。ただし、必要なページを指示したら、そこだけは可能との返事。でも、ページと言っても、現物を見てないのでわからない。明日、もう一度「マイクロ」に撮れないか聞いてもらうつもり。或いは、その大学まで出かける必要があるかも・・。
昨日、ライブラリアンに教えてもらった本は、なかなかのもの。「Asia in the making of Europe」(全5冊,The University of Chicago Press)だが、これは日本ではよく知られた本なのだろうか?あと、Deliaの「Fonti Ricciane」も必読のよう。まだまだ知らない本が沢山ある。
5時頃帰宅。下の女の子は一人は今日は早くお帰りのよう。もう一人は大体毎日6時頃。最近の夕食はいつも「なごやか」。女王バーバラを囲んで今日一日のお話。
そのバーバラさんだが、今夜は娘さんの家で「ポーカー」とか。どうも、この家族はギャンブルがお好きなようだ。

【今日の食事】

朝食:トースト、コーヒ
晝食:マクドナルド
夕食:ステーキ、ピーマンの炒め、サヤエンドウ、パン、サラダ、コーヒ
お昼のマックはまずかった。アメリカで初めて食べたが、実にまずい。バーガーキングの方がまだ美味しい。日本のマックはもう少し美味しかったように思うのだが・・。


これまでにしたこと


今日コピーしたもの(マイクロを含む)

  • なし。

パソコン關係

  • O大学の方からメールを頂いた。先日も書いたが、私たちの本の「中国語フォントがなくてもWWWで中国語が読める方法」の個所に関するクレームである。この部分は記述する際に開発者の了解は一応頂いたと思うのだが、「このところ、外部からのアクセスが非常に多く負荷が増加している」とのこと。そもそも研究室と学内の留学生用のもので、学外からの利用は想定していないとのこと。それはよくわかる。のだが、これが日本の、しかも天下のO大学の実態なのかと思うと残念でならないのだ。外部からの招かれざる侵入者に研究を妨害されるのは困るというのは、同じ研究者として理解はできる。だが、と、どうしても続けざるを得ないのである。どうして、そのような素晴らしい資源をもっと多くの人に開放するという方向にいかないのか。その点が残念でならないのだ。しかも、私たちの本は確かに一つの情報源であることは確かなのだが、読者はそれほど多くはないだろうし、そのサーバーを必要とする状況ではとっくになくなっているのだ。マックはあれから随分「進歩」している。OS8.5に至っては、CLKやKLKがなくてもWWWでのそれらの表示は可能になっているはずだ。もし、今もそのサーバーを利用しているとすれば、恐らく留学生達だと思われる。日本人が「華夏文摘」をどれだけ読むというのだ。該当個所は次回改訂では削除するが、それにしても、日本のインターネット事情はこの程度のものなのだ。

【アメリカでの連絡先】

Keiichi Uchida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27 Daniels St,Arlington,MA 02476,USA

or

Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA


きのう/きょう/あした