1999/02/19(金)
ボストン最終月-
昇降機付きバス
アメリカのバスで感心するのは、どれも車椅子用の昇降機が付いていることだ。かなりの費用がかかるはずだが、これはいい。別に他人が手を貸したりしなくても、運転手がそれを操作するだけで十分なのだ。車椅子での行動範囲が広くなるというものだ。また。ここのバスはタラップ(と言うのかな?)も上げ下げが出来るようになっている。老人などが乗り込むときにはタラップを下げている。こういう所がさすがアメリカなのだろう。残念ながら日本ではこういうのをまだ見たことがない。
【今日の一日】
今朝は荷物を発送する予定だったが、バーバラさんが忘れていたようで、来週。午前中から燕京へ。「況義」は一応入力完了。ただし、「況義」は実際には3種類あるので、残りの2種も現在読み進めている。
上海の李天綱氏から新著「中国礼儀之争」(上海古籍出版社)を頂く。復旦の博士論文を元にしたものだが、明清の西学東漸と基督教関係の好著。後書きを読んでいると、謝辞の中に出てくる人はほとんど私も知り合いの人。この夏ヨーロッパで知り合ったルーバンのStandaert氏やゲッティンゲンのLacner氏、あるいは私も世話になったパリ国立図書館のMonnet女史など・・。世間は狭いものだ。それに何か因縁めいたものも感ずる。「縁」とは不思議なものである。
帰宅すると沈さんから「書史」が届いていた。感謝。
【今日の食事】
朝食:シリアル(バナナ)、トースト、コーヒ
晝食:燕京定食
夕食:スパゲッティ(クラム)、サラダ、パン、コーヒ
これまでにしたこと
- 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題・・一部完成原稿)
- 「中国語教育の歴史と現状」(「関西大学一般教育センター紀要」掲載予定)
- 「海外からメールを送りたいーアメリカ編」(「しにか」別冊「コンピュータと中国語」掲載予定)
- 「王韜日記に見れる『化學』と『戴君』についてのノート」
今日コピーしたもの(マイクロを含む)
- なし。
パソコン關係
- 最近のWEBはJavaなどを使ったものが多い。見映えとかはいいのだが、どうも重くなる。ブラウザを終了しても、しばらくはJavaが動いたままである。これが少し面倒だ。テキストベースのものはその点動作がきびきびしている。趣味の問題であるが、私は当分、テキストのみでいこうと思っている。
【アメリカでの連絡先】
Keiichi Uchida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27 Daniels St,Arlington,MA 02476,USA
or
Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA