1999/02/24(水)
ボストン最終月-
日曜は卵の「結末」
以前に、日曜は卵について2度ほど書いたように思うが、これまでの私の考えは間違っていたようだ。昨夜、バーバラさんとボストンに来て初めて「ファイト」した後、両者、機嫌を取り戻して話をしていてわかったことだ。
ケンは日本での朝食は何を食べると聞かれたので、「トーストとゆで卵、それにコーヒー」と答えたら、「毎日卵か?」と言う。そして「それは身体に良くない。卵はコレステロールが高いんだから」と言うのである。バーバラさんが卵を1週間に1度しか食べないのはそのせいだったのだ。彼女は心臓のバイパス手術をしているが、そのこともあって、卵は食べ過ぎると心臓にも悪いとか。これでも彼女は結構、「健康」に注意して食事を作っていたのだ。そういえば、肉はよく出るが、「脂身」はほとんどカットしてある。ベーコンは決して使わない。チキンが多いのもそのため。マクドナルドやファーストフードなどもまず食べないという。家でハンバーガーやホットドックを出すときもあったが、これも肉は自分で焼くし、ソーセージも確かに町で食べるのよりもおいしいものだった。
ただ、何かと言うと「アスピリン」を勧めるのは、アメリカ風か。ピリン系には私は抵抗があるのだが、コレステロールにも「アスピリン」を飲めというし、風邪を引いたら必ず「アスピリン」。さっきも、このところ歯茎が痛いと言ったら「アスピリン」をくれた。これって、身体にいいのかな?
【今日の一日】
今日は英語はお休みした。午前中に幾つかやっておくことが出来たため。英語の先生にはメールで感謝の意を伝えておいた。お昼は、英語のクラスメートとハーバードでご一緒。彼女たちとも今日でお別れ。日本人とは意識的に交流を避けてきたが、この英語のクラスの人達とは楽しくやってこれた。感謝している。
次回また休暇中などにハーバードに来た時、図書館を使いたいので、身分を残せないか考えていたが、これは財政証明とか必要なようで、結局あきらめる。その時になったら、また申請すればよい。
燕京に頼んでおいたエール大学の本はまだ届いていない。間に合わないかも。でも、この2冊は是非見ておきたいのだが・・。神に祈るしかない?
帰ると、日本からの便りが1通。最近は電子メールが多いが、こういう「Snail Mail」も本当に味があっていいと思う。インクからその人の心が伝わって来るよう。
【今日の食事】
朝食:シリアル、トースト、コーヒ
晝食:ハンバーガー、ジュース
夕食:中華炒め、サラダ、コーヒ
これまでにしたこと
- 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題・・一部完成原稿)
- 「中国語教育の歴史と現状」(「関西大学一般教育センター紀要」掲載予定)
- 「海外からメールを送りたいーアメリカ編」(「しにか」別冊「コンピュータと中国語」掲載予定)
- 「王韜日記に見れる『化學』と『戴君』についてのノート」
今日コピーしたもの(マイクロを含む)
- 「聖諭廣訓直解」・・日本でもあると思うのだが、念のために。
パソコン關係
- なし。
【アメリカでの連絡先】
Keiichi Uchida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27 Daniels St,Arlington,MA 02476,USA
or
Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA