フランクフルト到着
2013/08/06/(火)
(8月5日)サンクト・ペテルブルグからフランクフルトまで1時間と思ってたら、時差が2時間あった。予定通り現地時間午後1時に到着。通関は簡単。でも、これは日本人のお陰。この時だけは日本人でよかったと思う。同じ便は当然ロシア人が多いが、彼らは通関に異常に時間がかかる。
さて、ターミナル2に着いたのでバスでターミナル1に行き、そこから列車でフランクフルト中央駅へ、そこで地下鉄に乗り換えて3駅でフランクフルト大学。受け入れの先生は夏期休暇中なので秘書の所に行って、ゲストハウスの説明と鍵を貰いゲストハウスへ。これが30kgもの重い荷物を転がして炎天下歩いて行ったから大変。汗だくで、手足肩腰全部痛い。シャワーを浴びて少し休んでから、食事と買い出し。幸い中華があったので久しぶりにアジア食。
ゲストハウスはサンクト・ペテルブルグの大きさにはかなわないが、こじんまりとして綺麗。基本的なものは全て揃っている。
(8月6日) さて、今日は朝はまずコーヒーを入れてパンで軽く食事。これからは毎朝パンかコーンフレークでいくつもり。あと、果物を食べればいいでしょう。
その後、本部の情報センターへ。ところがこの本部のキャンパスがなかなか見つからない。行ったり来たりで約1時間。ようやく探し当てて、センターに行くと12時を過ぎていてお昼休み。仕方なく、近くの大学内のレストランで昼食。なかなかのもの。それにサービスもいいし、値段も手頃。昼食後、IDカードを入手。これでゲストハウスでもネットが使える。
今日はもう一つの用事を済ませる。iPhoneのSIM購入だ。T-Mobileがエリアも広いのでこれにしたが、1ヶ月ネット使い放題で9.95ユーロ。もちろん、この中には通話も含まれ、通話は10ユーロ分しかないが、なくなればチャージすればいいだけのことだが、国内だけならほとんど問題ないよう。いずれにせよ、9.95ユーロでこういう内容だから格安だ。昨日は、1日だけdocomoのデータローミングを使ったが最大で1日2980円。それが、ここのT-Mobileだったら1ヶ月で1500円。これが日本のお粗末なお寒い携帯事情なのだ。
実はフランクフルトでは見るべきものは何もない。来週辺りにWolfenbuttelの図書館に1週間行く予定だが、それもキャンセルするかも知れない。ここでは、たまった仕事が結構あるからそれの消化に当てるか。今年度の出版する予定の原稿を書き上げること、それとiPhoneアプリの監修、それに今週中が締め切りの相原さんとのテキストの原稿、他にも、9月の天津と上海の学会の原稿・・・。
ドイツも暑いし、何よりも部屋にはクーラーがない。でも夜は結構涼しくなるから何とかしのげている。ただ、結構疲れはたまってきている。
ところで今日は広島原爆の日。地球上で唯一の被爆国として核廃絶を叫び、戦争を拒否することは権利であり義務である。しかるに、この国の現状はそれらをかなぐり捨ててまで「(強い)日本を取り戻そう」としている。この流れにいかにして抗すべきかそのことを考えるべき日なのだと思う。ドイツの空の下から黙祷を捧げたい