ミュンヘンーザルツブルク

きのう/きょう/あした


2013/08/11/日)

(8月10日)予定通り、高校時代の友人夫妻に会いにミュンヘンへ。幸い、爽やかないいお天気。
ミュンヘン中央駅に着くと友人が待っていてくれた。先ずはお昼ということで、英国庭園や日本庭園のある大きな公園へ。芝生、樹木、その上、真ん中には川も流れている。そこで、なんと男たちは(しかもほとんどは中年以上)、「ふるちん」で日光浴。見たくもない一物を、こんなところで見ようとは・・・。日本では間違いなく「公然わいせつ物陳列罪」である。
奥さんが、おにぎりを作ってきてくれて、敷物を敷いてピクニック気分。
腹ごしらえも済んで、美術館へ。近代美術館だが、ゴッホやマネ、モネ、セザンヌ、ピカソなど様々。ゴッホの「ひまわり」は一体、何枚あるのだろう。
夕食は市庁舎の下のドイル料理のお店。なんか、日本を出てから久しぶりの本格的「料理」というものを食べた感じ。二人の心遣いに感謝である。
FBにも書いたが、ミュンヘンのホテルは少し倹約したためか、最低限の設備しかなく、ネットもままならなかった。ただ、朝食は充実している。

(8月11日)今日は、8時過ぎの列車でザルツブルクへ。駅に降り立つと肌寒かったが、お昼頃には太陽も出て過ごしやすい天気だった。
先ずは「ホーエンザルツブルク城塞」へ。ケーブルカーで上ったが、ザルツブルク市内が一望できて壮観である。ただ、こういうお城は、ヨーロッパではいくつもある。だから、どこか来たことがあるような気がしてしまう。街の感じはハイデルベルクにも似ている。あと、サウンド・オブ・ミュージックのロケ地でもあったミラベル庭園とモーツアルトの生家などを見学。
友人夫妻は夕方の7時過ぎの列車でミュンヘンに戻る。私は明日一日ここで羽を伸ばすつもり。特に、シャーフベルク山頂に登山電車で登ってみる予定だ。これもまた、サウンド・オブ・ミュージックゆかりの場所。「ドレミの歌」や「エーデルワイス」が聞こえてきそうである。
それにしても、異国で旧友とこんな風に行動を共に出来たことを幸せに思っている。歩きながら、食事をしながら、この2日間、実に色んな話ができた。旧交を温めるというより、旧交を新たにしたというべきだろう。若いときの理想をお互い失ってはいなかった。次に会うまで、お互い、それぞれの道を精一杯歩くだけである。