Wolfenbuttelの図書館
2013/08/19/(月)
フランクフルトを朝10時過ぎのICEでWolfenbuttelへ出発。
先ずはこのベルリン行きICEがキャンセルされており、ICEでも古い車両のが入ってきた。従って座席指定は全部無効。まあ、何とか席を確保したが、こんなのあり?
コンパートメントの車両で、上海の同済大学の博士課程の学生も同じ部屋に乗り込んできた。英語は相当なもの。日本の院生でこれくらい流暢にはなせるやつは余りいない。いや、外国語学部とか語学専門なら分かるが、彼らは皆、理工系の院生。日本の国際化はほど遠い。
1時間遅れでBraunschweigに着いたが、接続の列車はすでになく、窓口で次の列車を教えてもらう。お昼は待ち時間の間にマクドで軽く。
さて、Braunschweigからローカル電車で一駅で目的地「Wolfenbuttel」に到着。そこから図書館オフィスまではナビで15分足らずで簡単にたどり着けた。
オフィスで簡単な説明を受けてゲストハウスへ。こじんまりとした2人部屋。2人部屋と言っても、入り口は同じで別々の2つの部屋という感じ。キッチン等は真ん中で共用。1日17ユーロだから格安である。そもそもこの図書館はフェローもあって、研究者を優遇している。もしフェローに応募して採択されれば毎月1250ユーロだから、結構なものである。毎年募集があるが、いつも申請時期を過ぎてから思い出す。また次回考えてみよう。
とりあえずは、リーディングルームの建物へ。ここは、メイン図書館と、閲覧専用の建物があるようだ。後者はリファレンス類が完備。請求した書物はメイン図書館からここに運ばれてくるわけ。マニュスクリプトも貴重書も同様。もちろん、マニュスクリプトと貴重書はメインライブラリーでも閲覧可能。
ただ何せ初めての所だから、検索の方法がよく分からない。オンラインカタログはあるが、どうもヒットしない。中国関係をどのように調べるのか、明日、色々やってみるつもり。
なお、メイン図書館は夕方5時までだが、リーディングルームの建物は8時から20時までとのこと。多くの研究者が利用していた。
夕食は中華レストラン。味はまあまあか。
それにしても、この町は建物が非常に特徴的だ。戦災にあってないとのことだが、色合いも面白い。ベルギーのルーバンもこのような感じだったが、マッチ箱のよう。いずれにしても、こじんまりとした図書館の町。