1999/03/15(月)

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きのう/きょう/あした


【今日の一日】

お腹の調子はどうやらほぼ回復。今回はちょっと長かったが、このまま帰国まで持ってくれればと願っている。
夜は部屋でテレビを見ることが多い。ケーブルテレビが入っていて、チャンネル選びが大変だ。北京からずっとそうだが、映画がやはり面白い。昨晩は「JFK」を見ていた。確かにこれはいい映画だと思う。非常にテンポの速い会話が続くが、クライマックスのケビン・コスナーの法廷陳述には思わず聞き入ってしまう。こういう映画が作れるのがさすがアメリカなのだ。映画にジャーナリズムの本来の精神が残されているように思う。
臺灣の「外来語」というのは大陸とは随分違っているように思う。きっと「新陳代謝」も速いのだろうが、テレビを見ていると「へえ」と思わせるものがぽんぽん飛び出してくる。「東京ドーム」は「東京巨蛋」、「ハニー」は「甜心」、「アンコール」はそのまま「安可」、「タイトル防衛」は「保持江山」・・。「新日本プロレス」の中繼を見ていたら「致命的一[足+易]」という言葉が使われたりする。「股間への一撃」である。
今朝は先ず「文哲所」の図書館へ。「英語彙腋初集」(1885)を見ようと思ったが、「善本」で借り出しも閲覧も出来ないとのこと。「そりゃないでしょう。借り出しが出来ないのは仕方ないが、ある本が見れないのは変でしょう」と思わず言ってしまった。「すいません。私は規則通りにするしかない」と言われればそれまでなのだが、どうやらここはそういう所のよう。ただし、所内の人は見れるとのこと。それにしても不便である。歴史語言研究所の善本書は見れないことはないが、所外の研究員はコピーに全体の半分だけという制限がある。しかし、これも所内の人は全冊コピーも可能だし、また「インターライブラリーローン」の場合は所内と同じ扱いになるようだ。いずれにせよ、「藏書(書を秘蔵)」は臺灣も中國も変わりないということか。この辺りがアメリカとの大きな違いであろう。資料第一主義と方法論主義の違いと言ってもいいかも知れない。それにしても、「隠される」と「見たくなる」。何とかならないか??

【昨日の食事】

朝食:パン、コーヒ
晝食:鶏肉、野菜炒め(2種)、冬瓜スープ、ご飯
夕食:京醤肉絲、青菜炒め、ご飯、紅豆沙鍋餅
「点菜」にすると一人では無駄が多くなる。やはり、「定食」にしておいた方が無難なよう。


ボストン滞在中に書いたもの


今日コピーしたもの(マイクロを含む)

  • なし。

パソコン關係

  • なし。

【日本の連絡先】

Keiichi Uchida
3-3-35,Yamate-cho
Suita-shi,Osaka,564-0073,Japan


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