紫陽花歌会

きのう/きょう/あした


2004/06/26(土)

昨夜は道浦さんの「花眼の記」の出版祝賀を兼ねた「歌会」が道浦さんの家で開かれた。その名も「紫陽花歌会」。
本の装丁や装画を担当した人や、作家、新聞記者達が集まった。
木戸賃は各自歌1首。素人の集まりとは言うが、なかなかの強者揃い。
私も恥ずかしながらの次の2首を準備した。

濡れるほど その色を増す 紫陽花の さやけき心を 我も持ちたし

降る雨に 涙は見せぬ 紫陽花も ついの晴れ間に 落とすひとすじ

それにしても、何をこのこ忙しい中を「優雅」なことでと皮肉られそうではあるが、これこそまさに「忙中閑有り」である。
人はどんな時にでも、心のどこかに「空き」を作っておかなければ生きてはいけぬものなのだ。と、自己弁明をしておこう。