現代言語学批判
勁草書房、「中国人は語をどのように分類してきたか-馬氏文通以前」(51-90p) (三浦つとむ編、宮下真二、上田博和、鈴木覚、黒川新二との共著) 昭和56(1981)年9月
Macで中国語
ひつじ書房、野原康宏氏との共著 1996年7月
中国語表現のポイント99
(佐藤晴彦、張黎氏との共著) 好文出版 平成9(1997)年10月
ハーバード電脳日記ーミセス・バーバラとの出会い
近代における東西言語文化接触の研究
関西大学出版部 平成13(2001)年10月(440p)
言語の翻訳は単なることばの置き換えではなく「文化の翻訳」を含むものという観点から、明代以降の漢訳イソップの系譜を中心に、「西学東漸」における東西の文化の接触と受容の方法を論じ、併せて近代欧米人の中国語研究を語法、語彙、方言等の多面的な角度から考察し、中国語学の新しい方向を目指した画期的な論著。
目次
序・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤善眞澄
まえがき
第1部 イソップ東漸
ー宣教師の「文化の翻訳」をめぐって、あるいは西洋文化の中国文化への同化へのみちすじ
第1章 明末清初のイソップ–『況義』を中心に
第2章 ミルンのイソップ
第3章 ロバート・トームの『意拾喩言』
第4章 日本に伝わった漢訳イソップ
第5章 中国人の手になるイソップ
第6章 宣教師の「文化の翻訳」の方法のまとめに代えて
–その中国文化への「同化」の典型
第2部 中国語学研究における「欧文資料」の可能性
第1章 「欧文資料」にもとづく語法研究
第1節 中国人は「語」をどのように分類してきたか
–『馬氏文通』以前
第2節 近代欧米人の語法研究
第2章 「欧文資料」にもとづく語彙研究
第1節 商務印書館「英華字典」の系譜
第2節 鄺其照の「華英字典集成」をめぐって
第3節 「黒茶」から「紅茶」へ
–『六合叢談』に見える「紅茶」
第4節 清国英語事始
第5節 ヨーロッパ発–日本経由–中国行き
–「西学東漸」のもう一つのみちすじ
第3章 「欧文資料」にもとづく「官話」・方言研究
第1節 欧米人の学んだ中国語
–ロバート・トームの『意拾喩言』を中心に
第2節 「官話」研究における「漢訳聖書」の位置付け
第3節 『華語拼字妙法』の音系–「南京官音」の一資料
第4節 『滬語指南』の“拉”“之”“哉”及び“口+老”
第5節 T.S.Bayer(1694-1738)のMuseum Sinicum(1730)に関する覚え書き
第6節 “您”に関することがら
近代啓蒙の足跡ー東西文化交流と言語接触:『智環啓蒙塾課初歩』の研究
『智環啓蒙』(1856)は、中国のみならず幕末・明治初期の日本でも広く読まれ、当時の日本人の知識形成に大きな役割を果たしたが、本書は『智環啓蒙』を資料として近代の日中欧間の文化交流と言語接触の史実を詳細に検証したものである。総語彙索引、香港初版の影印本文を付し、東洋の近代を研究する上での貴重な基礎資料として使用できる。
序 章 検証:啓蒙の時代
第1章 中国の『智環啓蒙塾課初歩』
第2章 『智環啓蒙塾課初歩』の訳語
第3章 日本に渡る『智環啓蒙塾課初歩』
終 章 『智環啓蒙』から見る近代への異なる道程
遐邇貫珍の研究
710p 関西大学出版部 2004年1月
『遐邇貫珍』Chinese Serialは、1853〜56年に香港で刊行された中国語月刊誌である。刊行当時に幕末日本でも開明派の知識人の間で関心が持たれ、当時の科学技術や啓蒙知識、東アジアのニュース等を掲載した重要な雑誌であったが、長らく忘れ去られていた。そこで英国SOAS所蔵本をもとに全巻の影印と索引、研究編を付し刊行する。
序説:『遐邇貫珍』の世界
『遐邇貫珍』の描く近代東アジアの世界
『遐邇貫珍』にみえるイソップ物語-中国語イソップ翻訳小史-
『遐邇貫珍』解題
索引 凡例 漢字索引 人名・地名索引 語彙索引
影印本文
19世紀中国語の諸相ー周縁資料(欧米・日本・琉球・朝鮮)からのアプローチ
現代中国語は如何に形成されたのか、そのプロセスにおいて、中国語の自律的発展という動因のほかに、他の外部要素が存在したのか、存在したとすればどのように作用したのか。また、現代中国語の形成史を記述するには、その原風景——つまり近代以前の中国語がどのようなものであったのかを確認する必要もある。これが、「19世紀中国語の諸相」というテーマでアジア文化交流研究センターが第1回国際シンポジウムを開催した動機である。(あとがきより)
本書は、そのシンポジウムの報告記録11論文をまとめたものである。
言語接触とピジンー19世紀の東アジア(文化交渉と言語接触研究・資料叢刊1)
ピジン現象に関する10本の論文と、復刻資料8種を収録。
ピジン研究はもちろんのこと、言語接触、文化交渉に関わる研究への示唆に満ちた論文集。復刻資料には、解題を付す。
近代東アジアにおける文体の変遷―形式と内実の相克を超えて
(沈國威氏との共著)276p 白帝社 2010年4月
2009年12月20日に開催された「近代東アジアにおける文体の変遷―形式と内容の相克を超えて」を総合テーマとした関西大学ICIS第四回研究集会・CSAC第14回研究集会での報告を元に編まれたものである。
◇「文体」を共通のキーワードとして言語、文学など様々な角度からのアプローチがはかられた。また、地域的にも、中国語を中心としながら、その周辺である琉球、朝鮮、日本、更にはヨーロッパもその対象に取り込んでおり、極めて質の高い論議が繰り広げられた。(まえがきより)
文化交渉学と言語接触―中国言語学における周縁からのアプローチ
357p 関西大学出版部 2010年11月
「文化交渉学」という新しい学問体系の枠組みの中から、中国語学研究を捉え直そうとした意欲的な試み。「周縁からのアプローチ」という筆者がこれまで主張してきた方法に基づき、西学東漸と言語接触、欧米人の中国語研究の可能性等々を中心に、更に「図像」から文化交渉の様々な事象を見るという斬新な内容も含まれている。
序
序 論 中国言語学における周縁からのアプローチ
第1部 周縁における中国語研究
第1章 近代欧米人の中国語研究の価値とその可能性
第2章 近代欧米人の中国語文体観
第3章 近代欧米人による中国語品詞名称の変遷
第4章 モリソンの語法論およびその翻訳観
第5章 『文学書官話』(1869)の文法論
第6章 『馬氏文通』以前の中国人の語法研究
第7章 『語源自邇集』に関わることがら
第8章 ビジン 異言語文化接触における一つの現象
第9章 香港「文裕堂」およびその周辺
第10章 近代中国語における「曜日」の言い方
第11章 モリソンが元にした漢訳聖書
第12章 Bibliotheca Sinica の解体と再構築に向けて
第13章 「近代漢語文献データベース」の構築
第2部 図像から見た近代東西文化交渉
第1章 「自行車」
第2章 光緒16年のテーマパークと「自行車」
第3章 中国化されたキリストの一生
第4章 中国コマ漫画の濫觴
第5章 『小孩月報』に見られるイソップ
第6章 中国人の画いた「ロードス島の巨人像」
第7章 中国における「写真」
第8章 防弾チョッキもあるでよ
第9章 鉄人1号?
第10章 満蒙パンフレット
第11章 「時計台」:近代中国語における「時」の表現に関するノート
第12章 Ⅹ線の中国伝来
東アジアの言語・文化・芸術
(中谷伸生氏との共編)396p 丸善出版 2011年11月
関西大学文化交渉学教育研究拠点が渋沢栄一記念財団の寄付講座として開催した講義録。地域としては日本、中国、韓国という広い範囲にまたがり、分野としては中国語学、日本語学、歴史、政治、宗教、美術、音楽、詩歌など多様な分野にわたる。東アジアの言語・文化・芸術の共通性と相違点を浮き彫りにしながら、どのように文化の交渉がなされてきたのか、また、今後の東アジアは、いかなる未来を築くべきなのか、という示唆に富む魅力的な講義が満載。
東西文化の翻訳ー「聖像画」における中国同化のみちすじ
(柏木治氏との共編訳)426p 関西大学出版部 2012年3月
イエズス会の宣教師たちは、キリスト教を中国に伝えるとき、相手方の文化に身を置くという方法を採用した。その具体的な事例として、「聖像画」の中国化がある。本書は、この問題を扱ったデリアのイタリア語原書からの本邦初訳である。なお、ナダールの原画とアレニ、ローチャの中国化されたものも影印して収録した。
文化の翻訳あるいは周縁の詩学
(近藤昌夫、柏木治氏等との共著)233p 水声社 2012年9月
ユーラシア大陸に興った中国、イスラーム、西欧、そして日本という四つの文明の<接触><衝突>そして<翻訳>の諸相を、西学東漸、ビザンツ帝国の崩壊と活版印刷術の発明、レコンキスタ、帝国主義と反ユダヤ主義、明治維新という激動の時代を背景に活写する。
鄺其照 字典集成 影印與解題 初版・第二版』(文化交渉と言語接触研究・資料叢刊2)
(沈国威氏との共編)385p 東亞文化交涉學會/關西大學 2013年4月
中国人の手になる最初の「英華字典」である『華英字典集成』の初版、第二版を影印し、解題を付した。初版は特にこれまでほとんど見ることが出来なかったものであるし、第二版も所蔵する図書館は世界でもほとんどない状況である。まさに世界初の試みであり、東西言語文化接触研究および近代語彙交流史研究に大きく寄与するものと確信する。
漢訳イソップ集(文化交渉と言語接触研究・資料叢刊3)
610p ユニウス 2014年2月
16世紀後半、西洋人宣教師によって東アジアにもたらされたイソップの漢訳の歴史を「イソップの東漸ー中国語イソップ翻訳史」としてまとめると共に、併せて20世紀初めまでの代表的漢訳イソップ22種を影印したもの。新村出の研究以降、恐らく世界で初めての試みであり、今後のイソップ研究及び翻訳観、言語観、文化交渉学の研究に大いに寄与するものと考えている。
書評 萩野脩二先生
語言自邇集の研究(文化交渉と言語接触研究・資料叢刊4)
(氷野歩・宋桔氏との共編)1007p 好文出版 2015年2月28日
中国語史研究および中国語教育史研究に極めて重要な資料でありながら、これまでなかなか手にすることのできなかったトーマス・ウェードの『語言自邇集』の初版とその試行本である「問答篇」「登瀛篇」を完全影印し、併せて、関係論文と各版の序文の漢訳、全語彙索引を収録した。近代漢語研究を更なる高みに導く一冊であり、学界に裨益すること大であろうと考えている。
関西大学長澤文庫蔵琉球官話課本集(文化交渉と言語接触研究・資料叢刊5)
琉球官話資料はこれまでにもいくつか出版されてきているが、この関西大学図書館長澤文庫所蔵本4種(『終有報』『百姓話』『学官話』『中国語会話文例集』)は本邦初のものである。特に『中国語会話文例集』は恐らく明代のもので琉球官話課本としては最も古いものであろう。影印とテキスト翻刻の他、4種の課本の全語彙索引、編著者による4篇の論考を付す。
東アジア言語接触の研究(文化交渉と言語接触研究・資料叢刊6)
(沈国威氏との共編)440p 関西大学出版部 2016年2月29日
関西大学東西学術研究所における言語接触研究班(内田慶市主幹)の研究例会で発表された「言語接触」に関わる論文集。
官話指南の書誌学的研究(文化交渉と言語接触研究・資料叢刊7)
(氷野善寛氏との共編)725p 好文出版 2016年3月1日
『官話指南』(1888)は日本人の手になる最初の中国語テキスト(『官話指南』以前に廣部精の『亜細亜言語集』があるが、それはウェードの『語言自邇集』を元にしたものであり、全くのオリジナルのテキストとしては『官話指南』が最初ということになる)として日本の中国語教育史において極めて重要な資料であるが、それは更に、官話研究、中国語史研究においても欠くことのできない資料であるばかりか、非官話圏の中国人および西洋人への「官話」「正音」教科書としての役割という点でも注目に値すべき資料と言える。
今回、その初版本、双行注のある九江書会版を始め、上海語版、改良版等を影印し、さらに、初版本の全語彙索引、九江書会本の対照語彙索引及び解題を付して上梓することとした。
本書の出版によって、『官話指南』の本格的研究に些かなりとも貢献することになれば編者達の目的は達せられたと言うことになる。
字典集成ー影印与解題
邝其照编《字典集成》是第一本由中国人编纂的英汉辞典,收录天文、地理、时令、杂货、医药等各类词汇及英语会话,也曾影响到明治时期的日本。《字典集成》与国人西学东渐的历史密切相关,但长期不为人所知,实物更难见到。此次由日本关西大学教授内田庆市、沈国威整理、解题,并提供《字典集成》1868年第一版和1875年第二版影印胶片,以精装影印“珍藏本”形式在商务印书馆出版。(商務印書館のコメント)
中国語と私
中国が「竹のカーテン」と言われた1950年代から70年代に中国語を学んだお二人に中国語とのかかわり方について語っていただいた対談をまとめた。日本の中国語教育の歴史を知る上でも貴重な記録である。(出版社のコメント)
北京官話全編の研究 付影印・語彙索引 上巻(文化交渉と言語接触研究・資料叢刊8)
19世紀末、1人の日本人外交官の手による全378章からなる北京官話テキスト。今、私たちは、北京官話の資料として『語言自邇集』に匹敵する極めて質の高い資料を手にしたことになる。今回、それを完全影印し、さらに、輪読会のメンバーによる研究論文および全語彙索引を付して三巻本として上梓するが、学界に裨益すること大であると考えている。
A Study of Cultural Interaction and Linguistic Contact: Approaching Chinese Linguistics from the Periphery
This study is an attempt to reorient the field of Chinese linguistics from the perspective of the new field of cultural interaction studies. The author, approaching Chinese linguistics from the periphery, examines such topics as the spread of Western learning and linguistic contact and Westerners’ study of Chinese: He studies materials produced by Western missionaries and Ryukyuan materials to show the validity and usefulness of Chinese linguistics in the field of cultural interaction studies. In addition, he looks at cultural interaction through illustrations.
北京官話全編の研究 付影印・語彙索引 中巻(文化交渉と言語接触研究・資料叢刊9)
19世紀末、1人の日本人外交官の手による全378章からなる北京官話テキスト。今、私たちは、北京官話の資料として『語言自邇集』に匹敵する極めて質の高い資料を手にしたことになる。今回、それを完全影印し、さらに、輪読会のメンバーによる研究論文および全語彙索引を付して三巻本として上梓するが、学界に裨益すること大であると考えている。
北京官話全編の研究 付影印・語彙索引 下巻(文化交渉と言語接触研究・資料叢刊10)
19世紀末、1人の日本人外交官の手による全378章からなる北京官話テキスト。今、私たちは、北京官話の資料として『語言自邇集』に匹敵する極めて質の高い資料を手にしたことになる。今回、それを完全影印し、さらに、輪読会のメンバーによる研究論文および全語彙索引を付して三巻本として上梓するが、学界に裨益すること大であると考えている。
古新聖經殘稿 外二種 北堂本與滿漢合璧本
幻の漢訳聖書といわれた『古新聖経』の中でも特に重要な版本である北堂版とサンクト・ペテルブル版の2種を世界で初めて影印し翻字と解題を付した。漢訳聖書研究に極めて有益な資料であり、翻訳論あるいは近代中国語の形成を見る上でも貴重なものであり、漢訳聖書研究はこれによって新たな高みに向かうことになる。
拝客訓示の研究
マテオ・リッチを始めとするイエズス会宣教師の手になると思われる東西文化に関わる中国語の問答集。これを通して、当時の西洋人の中国観や中国人のヨーロッパに関する知識の伝播を知ることが出来る極めて貴重な資料です。文化交渉の資料としてだけでなく、近代中国語研究においても本書の刊行は極めて有益な物である。
南京官話資料集《拉丁語南京語詞典》他二種
『南京官話資料集−《拉丁語南京語詞典》他二種』関西大学出版部、2020年3月、総488頁。
南京官話に関する資料は少ないが、今回、これまで目に触れることのなかった資料三種(ラテン語南京語辞典、教義問答、南京会話テキスト)を解題を付けて影印し、研究者の便に供することとした。
造洋飯書の研究−解題と影印
『造洋飯書の研究−解題と影印』関西大学出版部、2020年3月, 総350頁
16世紀以降、イエズス会宣教師をその主な担い手とする「西学東漸」という一大潮流が巻き起こり、さまざまなものが西から東にもたらされた。遠近法を使って描かれたキリストやマリアの像や聖書をはじめ、イソップ物語、世界地図、時計、ピアノ、天文学、数学等々、新しい西洋の近代科学文明が東アジアに伝わったのである。その中には、当然、「食」も含まれていたはずである。ただ、この「食」文化、特に「西洋料理」の伝播に関しての議論は、これまで余りなされてこなかった。本書は中国で最初に出版された西洋料理レシピ本である『造洋飯書』(1866)とその後継である『西法食譜』(1889)を影印し、解題として「近代中国における西洋料理の伝播と受容―『造洋飯書』を中心に」を付したものである。
『華英通語』四種ー解題と影印
『『華英通語』四種ー解題と影印』、内田慶市・田野村忠温共編著、関西大学出版部、2020年3月、総661頁。
『華英通語』の道光版を始めロバート・トームの「華英通用雑話」など貴重な四種を影印し、詳しい解題を付したもの。日中欧言語接触研究の貴重な資料である。
東西文化の翻訳のかたち−聖像画の変容を中心に
『東西文化の翻訳のかたち−聖像画の変容を中心に』遊文舎、東西学術研究所、2021年3月、総300頁
2019年6月15日 (土) に東西学術研究所とKU-ORCAS (関西大学アジア・オープン・リサーチセンター) 並びに北京外国語大学近代東西言語文化接触研究センターの共催で開催された「東西文化の翻訳のかたち–聖像画の変容を中心に」国際ワークショップの論文集
北京官話資料8種「京華襍拾」解題と影印・語彙索引
『北京官話資料8種「京華襍拾」解題と影印・語彙索引」内田慶市編著、関西大学出版部、2022年3月、総368頁
最近発見されたカルフォルニア大学バークレー校東アジア図書館所蔵の18世紀末に著わされたと思われる北京官話資料8種(京話指南、三字経、千字文、大学、中庸、意拾喩言、一塊金錢、聖諭廣訓)を影印し、解題と語彙索引を付した。北京官話研究に新しい資料が加わり、研究者にとって裨益すること大であると確信する。
『古新聖経』満漢合壁版・北堂版−影印與翻字(私家版)
幻の聖書と言われた賀清泰(ポアロ)の『古新聖経』のうち、台湾中央研究院の李奭學氏によって提供された北堂版(漢字)と筆者がサンクト・ペテルブルグの東方文献研究所で見つけた満漢合壁版の2種を影印,翻刻したもの。解題付き。ただし、私家版であり、正式な出版は後日予定されている。
中国語テキスト
書名 | 詳細 | 画像 |
---|---|---|
『漢語指南』 | 平成3(1991)年2月 光生館 | |
『アラカルト中国語』 | 平成4(1992)年2月 同学社 | |
『新校・アラカルト中国語』 | 平成10(1998)年2月 同学社 | |
『新チャイニーズステーション』 | (沈国威氏との共著) 平成11(1999)年10月 好文出版 | |
『現代上海語教本』 | (朱一星氏との共編) 白帝社 2001年4月 | |
『TECCにチャレンジ 初級攻略本』 | (共編)東方書店 2001年4月 | |
『新漢語指南』 | 光生館 2001年11月 | |
『中国語ダイアローグ23』 | 好文出版 2002年3月 | |
『中検準4級問題集』 | (共編)光生館 2001年2月(98p) | |
『中検4級問題集』 | (共編)光生館 2001年2月(110p) | |
『中検3級問題集』 | (共編)光生館 2001年2月(120p) | |
『中検準2級問題集』 | (共編)光生館 2001年2月(140p) | |
『中検2・1級問題集』 | (共編)光生館 2001年2月(150p) | |
『初級漢語教本』 | (共著)同学社 2005年2月 | |
『中国語検定徹底対策準4級』 | (共編)アルク 2005年6月(90p) | |
『中国語検定徹底対策4級』 | (共編)アルク 2006年1月(97p) | |
『中国語への道ー近きより遠くへ』 | (共編)金星堂 2006年1月(78p) | |
『中国語検定徹底対策3級』 | (共編)アルク 2007年3月(140p) | |
『キクタン中国語(入門編)』 | (共編)アルク 2008年5月(160p) | |
『キクタン中国語(初級編)』 | (共編)アルク 2008年9月(184p) | |
『中国語への道[準中級編]ー浅きより深きへ』 | (共編)金星堂 2009年1月(55p) | |
『キクタン中国語(初中級編)』 | (共編)アルク 2009年2月(294p) | |
『キクタン中国語(中級編)』 | (共編)アルク 2010年9月(287p) | |
『中国語検定徹底対策2級』 | (共編)アルク 2010年12月 | |
『極める中国語』 | (共編)同学社 2011年2月(101p) | |
『中国語への道-近きより遠きへー改訂版』 | (共著)金星堂 2012年2月(99p) | |
『キクタン中国語(上級編)』 | (共編)アルク 2013年3月(335p) | |
『聞いて丸暗記!中国語入門』 | (監修)実業之日本社 2013年3月(127p) | |
『しゃべくり中国語』 | (共著)金星堂 2014年1月(95p) | |
『中国語への道[準中級編]ー浅きより深きへー改訂版』 | (共著)金星堂 2014年1月(58p) | |
『ことばのふしぎー中国語学読本ー』 | (共著)朝日出版社 2014年1月(86p) | |
『ことばのしくみ−中国語学読本(II)』 | (共著)朝日出版社 2016年1月(86p) | |
『ダイアローグ23plus』 | (共著)好文出版 2016年2月(72p) | |
『ネットアカデミー中国語』(ネット教材) | (監修)アルク | |
『動画ニイハオ』(iPhone/iPadアプリ) | (監修)アルク |
編集協力
書名 | 詳細 | 画像 |
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香坂順一編 『現代中国語辞典』 | (光生館)「植物」語彙関係 | |
香坂順一編 『中国語大辞典』 | (角川書店) 白話小説語彙関係 |