1998/10/30(金)

中断前の日記(7月最終分)へ


きのう/きょう/あした


演歌大集合

以前に台湾の人達と紅葉狩りに行った時、行き帰りの車の中で台湾の歌を聴いていた。皆、私と同世代か私よりも年輩の人ばかりなので、当然、最近の歌ではなくて、いわゆる「台歌」である。「台語」で歌われるのだが、結構気に入った。曲想は日本の演歌、あるいは韓国の演歌(と言うのかな?)に似ている。「こぶし」まで入ったりする。ところで、「次の雨傘というのは良い歌ですよ」と言われて、その曲を期待していたら、何と日本の歌だった。橋幸夫の「雨が、小粒の真珠なら、恋はピンクのバラの花・・」とかいうやつだ。なるほど、これが「雨傘」なら話はわかる。しかし、台湾の人は、これが元々日本の歌であることは知らなかったそうだ。それくらい、日本の、特に演歌が台湾には浸透しているということである。でも、多分、東アジアの音楽は元来通ずる何かがあるのだと思う。だからこそ、日本の歌が、何の抵抗もなく「わが国の歌」として入り込んでいくのではないだろうか。韓国の歌を聴いても同じように感ずる。東アジアの独特の「音階」というのがきっとあるのだろう。

【午前】【午後】

今日もセーラムのPhillips Libraryへ。中国の友人と、台湾交通大学の先生も一緒。町は明日がハロウィンで、昨日よりも観光客が増えている感じ。
ホールドしてあった、「小孩月報」などを出してもらい、入力していく。今日はほかに「American and Chinese Commercial News」(1883,San Francisco)、「The Chinese Monthly News」(1892,Boston)も出してもらう。いずれも、昨日の「東涯新録」や「香港船頭貨價紙」とよく似た商業新聞。こういうのがこの時代あちこちで出ていたようだ。ニュース源も「中外新聞」とか「京報」とかいうものである。帰りの列車が4時29分なので、今日も4時まで入力や手で写すが終わらない。この続きはまた来週の火曜日。この図書館は土、日、月は休みなのだ。
6時過ぎ帰宅。風が強く寒くなってきた。

【夜】

メールチェック。他

【今日の食事】

朝食:コーンフレーク、トースト、コーヒ
晝食:マクドナルド
夕食:スパゲッティー、サラダ、コーヒ


3/28-5/31にしたこと

  • 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題)初稿(約32,000字)

6/1-7/10

  • 「イソップ中国語訳の系譜」(約40,000字)

今日コピーしたもの(マイクロを含む)

  • なし

パソコン關係

  • 特になし

【アメリカでの連絡先】

Keiichi Uchida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27Daniels St,Arlington,MA 02174,USA

or

Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA


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