1998/11/28(土)

中断前の日記(7月最終分)へ


きのう/きょう/あした


ショッピングモール

今日はMITの近くにあるショッピングモールに出かけてみた。MIT前から送迎バスが出ている。ショッピングモールの送迎バスなんて日本では聞いたこともない。
しかし、モールに到着して周りを見ると、そこにモールがある雰囲気は全くない。ホテルやビルが建ち並んでいるだけ。ロスでもそうだったが、こういう形のモールがアメリカの特徴だろうか。中に入ると、Coupley Plazaなんかとほとんど同じ店が入っている。ロスのともまるで同じ。これじゃ、どこへ行っても同じだ。しかも、5階建てで、広くて、見て歩くのに非常に不便である。デパートならば、5階建てでもいいが、こういうのは小さなテナントがたくさん入っているから、どこに何があるかがよくわからないのである。消費者に親切ではないように思える。
そういえば、今日、日本から「MONO」という雜誌が届いたが、これなんか見ていると日本の雜誌は実に「購買意欲」をかきたてるように出来ていると思う。こういう雜誌はアメリカではほとんど見ない。日本人の「ブランド志向」「おたく志向」ということも言えるのだろうが、それにしてもアメリカのモールの作り方は私には合わないような気がする。

【午前】【午後】

とにかく明日までは図書館が休みなので、何もできない。仕方なく今日も友人と上に書いたようにショッピングモールをぶらついた。別に欲しいものがあるわけでもないので、一通り見て歩いて、ケーキショップに入ってみる。「CheeseCake factory」という名で、しかも行列が出来ているほどだから、「さぞかし」おいしい店だろうと期待して待つ。友人は「Lite CheeseCake」を私は「チョコレートムース・チーズケーキ」を注文。しかし、一口食べて「がっかり」。この甘さは耐えられない。胸が悪くなるほどの甘さである。とても全部食べられたものではない。でもアメリカ人は皆、おいしそうに食べている。どういう味覚を持っているのだろうか?これならバーバラさんの手作りケーキの方がずっとおいしい。
帰宅すると、バーバラさんが「ケン、アップルパイがあるから食べろ」と言う。夕食後、他の学生達と一緒に食べたが、お昼に食べたものより数倍もおいしかった。しかし、一昨日、日本人の家に招待されて出されたチーズケーキには到底かなわない。日本のケーキはやはり「甘さ控えめ」でおいしいものである。
今日MITのCoopでChomskyの本を久しぶりに手に取ってみた。「言語学の革命」とその当時もてはやされた「変形生成文法」であるが、さて現在はどうなのだろうか。日本でも英語学者はこぞって信奉したが、「構造言語学の変形」にすぎないものだから、当然その後は「元気」を失った。今もChomskyはMITにいるのだろうか?

【夜】

メールチェック。他

【今日の食事】

朝食:トースト、コーヒ
晝食:川味牛肉面
夕食:ターキースープ(ライス入り)、サラダ
夕食はまたまた七面鳥のスープ。さすがに3日連続だからいやになる。


3/28-5/31にしたこと

  • 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題)初稿(約32,000字)

6/1-7/10

  • 「イソップ中国語訳の系譜」(約40,000字)

今日コピーしたもの(マイクロを含む)

  • なし

パソコン關係

  • 特になし

【アメリカでの連絡先】

Keiichi Uchida
C/O Mrs.Barbara Marchese
27Daniels St,Arlington,MA 02174,USA

or

Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA


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