1998/07/09/(木)

きのう/ きょう /あした


五度のセブン

中学時代聞いた、ドヴォルジャーク「新世界より」の「遠き山に日は落ちて」の最後の部分についての先生の話が妙に頭に残っている。ここで使われているのが「五度のセブン」なのだ。「ソシレファ」の和音だが、「ソ」と「ファ」は「不協和音」である。ところが、この「ファ」を上に上げると、心地よい和音に一変する。ただし、「不協和音」が混じっていることには変わりはないから、どこか「不安定」さが残る。そこで、更に後ろに完全な和音を持ってきて、終章するというわけだ。
その後、2,3年前に深夜に放送されていたある音楽番組(割と専門的な所まで踏み込んだ番組で、女性のナレーターが感情を押し殺したように解説していた)で、ユーミンこと松任谷由美の特集を見たことがある。ユーミンの特徴は「セブン」を多用するところにあるという。確かに、ユーミンの音楽は、他のミュージーシャンとはひと味違っている。しかし、どこか「不安定」な感じがしたのは、そのせいだったのである。しかし、その音楽には「余韻」が残る。これが「セブン」の効果であろう。
どうしてこんな話をと思われるかも知れないが、今の時代は、まさに「セブン」和音の時代のような気がするのだ。一体いつまでこの「不安定」な時代は続くのだろう。

【午前】

今朝は久しぶりに寝坊した。目が覚めると10時だ。5時頃に一度起きてメール何かを開いたのがまずかった。急いで遅い朝食を取り、大学へ。今日はずっとYenchingの書庫で原稿書き。お昼はサイエンスセンターで簡単にすませる。

【午後】

午前中に引き続き原稿書き。4時過ぎに帰宅。

【夜】

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原稿書き
ホームページの更新、その他

【今日の食事】

朝食:トースト、ジュース、コーヒ
晝食:チキンバーガー、サラダ、コーヒー
夕食:ミートローフ、じゃがいも、コーン、サラダ、コーヒ
昨日の夜のスペアリブを食べ過ぎて、今日はお昼もお腹がすかず。夜はまたミートローフ(ハンバーグと言っても良い)がどっさり。最近、食べ過ぎだ。


3/28-5/31にしたこと

  • 「イソップ中國語飜譯小史」(仮題)初稿(約32,000字)

今日コピー(全巻)したもの

  • なし

パソコン關係

  • Newtonは日本語エンコードもようやくダウンした。基本セットというやつでいいようだ。これで、日中環境は整った。あとは、E-Mailだが、これも何とかいけそう。

【アメリカでの連絡先】

Keiichi Uhcida
C/O Mrs.Barbara
27Daniels St,Arlington,MA 02174,USA

or

Keiichi Uchida
Department of Asian Languages and Civilizations
2 Divinity Avenue,Cambridge,MA 02138,USA


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