学会終了ー「英語力」
2009/09/26(土)
学会の発表も無事終了。
1日で30人あまりの発表だから、すごいスケジュール。
でも、昼飯の時間はたっぷり取るところが中国。
今回は欧米人も結構参加しているので、使用言語は中国語と英語。
中国語で発表したら、通訳の院生が概要あるいはまとめをもう一度英語でという具合。
自分で両方こなす人もいる。
特に、北京外大の院生はそうだが、発表の中身も素晴らしいが、英語も発音も完璧。
関大の院生はこの点、明らかに劣っている。
やはり、これからの研究者は、自分の研究対象の言語は当たり前のこと、プラス英語だと痛感する。
僕も、ちょっと本気で英語の勉強をやり直そうと考えている。
どこか学校に通うかな。
ところで、今、テレビを見ていたら、「iPhone」のコマーシャル。
でも、値段が、998元とめちゃ安い。
よく見ていると、いわゆる「iPhone」のクローンというか、「ぱくり」。
中国では日常茶飯事のことではあるが、偽物もここまでになるとすごいものだ。一つ買って帰ろうかなと思ってしまう。
骨董や書画では、本物よりも値が高くなる偽物、模造品はあるが、それもこの技術を見れば頷けるというものだ。
偽物、本物、この違いを見分けるのは難しい。
偽物も本物以上の場合があるからやっかいだ。
でも、偽物が偽物を自覚し、偽物を標榜しているうちは価値もあるが、偽物が本物を気取る時、化けの皮がはがれることも承知しておくべきだ。
今この世の中には、そういった偽物が何と多いことか。
政治家然り、学者、研究者然り、・・。