「彫刻時光ーSculpting in time」

きのう/きょう/あした


2009/09/28(月)

これは,今、これを書いている場所である。
その名も「時を刻む」。
「たおやかな時の流れの中に身を置き、自分なりの時を刻んでいく」ということか。
メニューもなかなか。今朝は、クロワッサンとベーコンエッグ、それにコーヒーにした。味もなかなか。

いつもはもう一つ別の外大に近い茶店に行くのだが、そこもなかなかの店。
「愛上層楼ーStarir way to love」ときた。
李白か杜甫の気分になれるのだ(?)
昔、中国に来ると一番困ったのが、喫茶店とコーヒー。街にはそんな場所はなかったのだ。

たまに見つけても、出てくるのは「ネスカフェ」のインスタント。
それが、今では、「時」まで刻んでくれている。無線LANも極めて日常。
これが今の中国なのだ。

もう一つ。
「コピー天国」中国だが、テレビ番組でも「ぱくり」が多い。
昨夜も中国版「なんでも鑑定団」を放映していたが、「ぱくり」でも、出てくるものは本家を遙かに凌駕している。
家にある「お宝」を持ってくるのだが、「もの」が違う。

清代の掛け軸、乾隆時代に宮中で使用されていた置物、しまいには、戦国時代の青銅の甕まで登場するのだ。しかも、鑑定の結果、皆本物だ。
値段がまたすごい。掛け軸が12万元(日本円で約180万円)、乾隆時代の置物が25~30万元(約450万円)、そして戦国時代のが何と70万~80万(1200万円)である。
これを普通の個人が所有しているのだ。
国宝級がそこらに転がっているわけである。
これもまた中国なのだ。