きのう/きょう/あした

2011/06/03/(金)

国会議員の馬鹿どもが騒いでいる。 そりゃ、平常時だったら騒ぐのが彼らの仕事だから別にそれほど気にもとめない。しかし、今は国難の時期。そんな最も試練の時に、不信任だの、首のすげ替えだのはないでしょう。つまりは、今のこの国の国会議員なんぞの眼中にあるのは、政治をやることではなくて（そもそも政治をやれる力量や資質など持ち合わせてはいないのだ）、政権や政局だけなのだ。被災者に対する思いなどどこにもなくて、所詮は票になるかどうかだけなのだ。 自民や公明が出すのはまだ分かる。 しかし、今回の原発事故をもたらした過去の政権の張本人たちと一緒になって、失った党内の権力を復活させようとする小沢や鳩山は許せない。過去の遺物がいつまでもそうした権力にすがりつく姿は醜さ以外の何物でもない。それでも金権政治の親玉の小沢はまだ分かる。 問題は鳩山だ。これまでの人生で多分、冷や汗以外はかいたことなどなく、お坊ちゃまで、金がなければママから何億も頂戴し、自民党にいたかと思えば、いつの間にか民主になっていて、そして、何の能力もないのに総理大臣までやってしまった馬鹿である。不信任に賛成と言ったかと思えば、反対する。それでまた自分の意見が通らなければ、「賛成しておけばよかった」である。これが政治家？あっちにいったかと思えば、こっち。こちらと思えば、またあちら。原理原則などどこにもない。こんな輩がこの国の政治に影響力を持っているのだ。 自民党の馬鹿代議士が、「いまの首相をそのままでいいと思っている国民はバカだ」と発言しているが、民度が低いとはこのことだ。民主の松木とかいう輩も、顔も話も政治とはおよそ無縁の、品格のなさを地でいっている感じだが、このバカ発言の議員はそれに輪をかけた救いようのないバカである。 とにかく今はこんなことをしている場合ではない。 そのことを国民はもっともっと奴らに知らしめるべきである。 政治家の仕事は一体何なのかを。