袖触れ合うも・・・

きのう/きょう/あした


2013/09/14/(土)

私のローマでの1日はここから始まる。
先ずはゲストハウスのお隣のカフェでの「カプチーノ」とクロワッサン。
毎朝ひっきりなしに常連さんがやってくるが、注文するコーヒーは様々。エスプレッソだって、普通の陶器のカップだけでなくて、ガラスのカップもある。これが呼び名が違うのだ。他に、よく聞こえてくるのが、以下のもの。

カフェ・マキアート(エスプレッソ+少々のミルク)
カフェ・ルンゴ(水の量が少し多い)
ラッテ・マキアート(エスプレッソ+泡なしミルク)
カフェ・コン・パンナ(エスプレッソ+生クリーム入り)
・・・・・・・・・

今、マジーニさんにお願いして出来るだけ多くの種類のコーヒーの名称を書き出して欲しいと頼んでいるが、それらを全部一通り味わってみたいと思っている。

さて、今日も午前中は図書館。今日見たのも「三字経」。ヨーロッパにはやたらとこれが多いのだ。これで漢字、発音、意味を勉強したのである。ここにあるのは10数種類全て手書きノート。

お昼はまたカンポ・デ・フィオーレ広場のカットピザ。やはり、ここが落ち着くのだ。その後、2年前1カ月毎朝通ったBARに立ち寄ってみた。人のいいマスターが私の顔を覚えていてくれて「チャオ!」と笑って出迎えてくれた。思わず胸が熱くなるのを感じた。「袖触れ合うも多生の縁」とか「一期一会」と言うが、人と人とはこうあるべきではないかと改めて痛感した。こうした「ささやかな」出会いをこれからも大切にしていきたいと思うのだ。

夕食はカブール通りの中華。ここはまともな中華レストラン。味もいいが、値段はさほど高くはない。焼き餃子、麻婆豆腐、ライス。最後に、「カフェは?」と言われて思わず注文したが、中華にエスプレッソはやっぱり合わなかった。