サンピエトロまで

きのう/きょう/あした


2011/09/07/(水)

夕涼み(と言うにはまだ少し早いが)がてらにアパートからバチカンのサン・ピエトロ寺院まで散歩。
西陽が強いが、日陰を探して歩けば、さほど暑さも感じない。
風もやうやう爽やかになってきた感じ。
20分ぐらいでサン・ピエトロ広場に到着。
西陽を身体中に一杯と浴びて、サン・ピエトロというローマカトリックの権威の象徴がそこに鎮座ましている。
広場の入り口にある柵がローマとバチカンを隔てる国境。
実につまらぬものを作ったものである。こんなもの、子供でも、ひと跨ぎ。
人の浅はかさを感じてしまう。
この地球上の境など「目にも見えない」し、「手で触ることもできない」、つまりは幻想でしかないのだ。
こんなもののために、人はいつまで争い続けるのだろう。