サンクト・ペテルブルグ(1)

きのう/きょう/あした


2013/07/29/(月)

実に2年ぶりの「つれづれの記」の更新となる。
   少し前にすでに本業の成果等についての更新は完了していたが、「つれづれ」だけはなかなか時間が取れずにいた。ただ、この7月27日から9月29日まで、生涯最後の在外研究の機会を得たので、旅先で更新しようと決めていた。
今回の在外の日程は以下の通り。
7/27-8/5・・・サンクト・ペテルブルグ(ロシア科学アカデミー東方文献研究所=旧東方学研究所)
8/5-8/25・・・フランクフルト大学(ただこの間に時間があれば他の国にも行くかも)
8/25-9/19・・・ローマ大学
9/20-9/27・・・天津(国際学会)、上海(国際会議
9/27・・・・・・帰国
  さて、27日韓国経由で無事サンクト・ペテルブルグに到着。ソウルから約9時間。到着は現地時間22時だったが、太陽がかっかと照らしている。「白夜」は終わったはずだが、まだ日が沈むのは11時過ぎと遅いのだ。
それにしても、パスポートコントロールの時間のかかること。ロンドンも長いと思ったが、ここはそれ以上。1人に3-5分かかるのだから。ただ入国カードが要らなくなったので、それだけでもシンポなのかも。
  到着ロビーに出ると、研究所の若い研究員が迎えに来てくれていた。なにせ「危険な国」と多くの人に聞かされていたので、タクシーは乗れない。研究所のポポワ所長に出迎えをお願いしておいたのだった。空港から猛スピードのタクシーで約20分でホテル「ナウカ」に到着。ここはロシアアカデミーのホテルである。チェックインをして部屋には行ってびっくり。一昨年のローマのアパートも大きかったが、その倍はある。ガスコンロ、冷蔵庫、レンジ、食器等々全て揃っている。これなら1日5000ルーブル(日本円で約15000円)もうなずける。ここで10日間。明日からの報告を乞うご期待である。(ただ、FaceBookでも、ほぼリアルタイムで報告していくつもりですが)