行くべきではなかった・・・

きのう/きょう/あした


2009/11/09(月)

今日は、実にくだらない式に出てしまった。 府教委の文化の日表彰で、多分、教育委員を2期8年、うち教育委員長を2年半務めたということで、教育功労賞の対象となり、その授賞式に参列したのだ。
もちろん、話があった時に、最初は断わるつもりだったが、これまで辞退した例はなく、私の後に候補になる吹田市の教育委員にも影響があるということで、仕方なく受けたのである。
でも、出席して、やはり、後悔している。
教育功労賞を受ける人の中には、学校教育に貢献した人や、社会教育に功労のあった人などもおられるから、その人たちには心からおめでとうと言いたいし、受賞されて当然だと思っている。
しかしながら、問題は教育委員である。
私以外にも10人程度の委員、委員長が対象者であったが、現役がかなりいるのに驚かされる。つまりは、8年以上、あるいは、見た感じでは70代後半の人もいるから、もう10年以上にもなると思われる委員や委員長が鎮座ましますのである。
しかも、開式まで話している中身が実にくだらないし、まさに「地方の名士」然としているのだ。
こんな輩が教育委員や教育委員長を長い間やっているのだから、「百害あって一利なし」、大阪、いや日本の教育がよくなるはずはないのだ。
私が「私の視点」などで発言したや、あるいは学力テストの公開非公開など彼らにとっては、「どうでもいいこと」だし、全く無関係なのだ。
こういう輩と同じ場所で、同じ空気を吸っていたことに罪悪感を覚えるのだ。
その上、府教委の委員長の挨拶も、事務方の作文の「朗読」であることは見え見えだし、祝辞を述べるはずの知事も、府議会議長も全て欠席で、代理の代読だ。
これが、教育日本一を目指す大阪府、大阪府教育委員会の実態なのだから、開いた口がふさがらないというものである。
ほんと、行かなければよかった。