吉本?明語る~沈黙から芸術まで

きのう/きょう/あした


2010/03/14(日)

今、見終わった。
ETV特集の再放送だが、圧巻だった。
83歳でなお論理明晰。言語の本質、芸術の価値について、まさに戦後日本の最大の思想家の表出だった。
言語の本質が、沈黙、つまり自己表出にあり、他者とのコミュニケーションは言語の枝葉に過ぎないという吉本言語論は、特に、文芸批評をやる者はよくかみしめるべきだと思う。
「言語にとって美とは何か」は学生時代からもう何度も読んだが、今もう一度読んでみようと思っている。