[『中国図書』第14巻第3号(2002.3) 2001年読者アンケート ]   内田慶市著『近代における東西言語文化接触の研究』関西大学出版部

日下 恒夫(関西大学)  この二、三十年の間に歴史、文学、思想、言語と、各研究領域の壁は高くなるばかり。ところがそんな壁を乗り越えた学際的な「西学東漸」研究の新しい波が、内田氏とその周辺に巻き起こっている。これはその象徴 […]

[『東方』No.254(2002.4) 書評 ]  内田慶市著『近代における東西言語文化接触の研究』関西大学出版部

新たな言語文化接触研究 佐藤 晴彦(神戸市外国語大学)  本書は大きく二つに分かれている。中国近代における文化論と言語論である。   著者はまず言語を研究するにあたって、その基づく言語観が重要だと主張し、自身は「言語は音 […]

『東方』No.239(2001.1) 書評 ]  内田慶市著『ハーバード電脳日記ーミセス・バーバラとの出会い』同学社

燕京図書館「踏査」記ー日本人中国学者が暮らしたアメリカ 荒川清秀(愛知大学)   『ハーバード電脳日記』ー事情を知っている人にはすてきな書名である。しかし、一般の人がこの書名からどれだけ内容を想像することができるだろうか […]